CFD取引とは?
CFDは「Contract for Difference」の略語で、日本語に翻訳すると「差金決済取引」という意味です。日本ではまだあまり知られていませんが、世界的には普及した投資手法でロンドン市場の金融取引の30%以上がCFDと言われています。
そのスタイルは、証拠金を預け、レバレッジをかけて取引を行います。今話題のFX(外国為替証拠金取引)も差金決済取引の一つですが、通常は外国為替をFX、それ以外をCFDと呼んでいます。現物を保有することなく、世界中の株や株式指数などをレバレッジをかけて売買できるので、最近注目を集めています。
証拠金に対して2~100倍ものレバレッジをきかせることも可能ですので、少ない元手でも大きな利益を狙えるのが魅力的なポイントです。また日本の株式投資の信用取引のように、「買い」だけではなく「売り」からも取引ができるので、市況の下げ局面で利益を出すことも可能です。
またCFDは現物取引ではないので、同一銘柄を一日に何度も取引できるというメリットもあります。投資対象は、世界中の株や株価指数、債券、商品など、何千種類もの中から選ぶことができます。日本での歴史は、2005年11月1日ひまわり証券がCFDサービスをスタートしました。その後世界で初めてCFD取引をスタートさせたCMC Marketsグループも日本に上陸し、今後メジャーな投資手法になることは間違いないでしょう。
CFDの魅力は?
CFDの魅力、それは何と言っても“投資対象の種類の多さ”です。銘柄数だけではなく、日本株、海外株、各国の株価指数、日本国内の債券、海外の債券など、そのバリエーションの豊富さは今までの取引にはないものです。それを可能にしたのは、金融のグローバル化です。CFDは従来は機関投資家しか扱えなかったのですが、金融のグローバル化によって、個人投資家でも取引可能になり、世界中で急成長しているのです。
またFX同様、レバレッジを活用できます。通常の一般信用取引制度の場合3倍程度ですから、少ない資金でも大きな取引が可能です。2~100倍の価格の株や商品の売買が可能になることで、効率の良い運用が行えるようになります。
また、一つの口座で世界中の株式取引にアクセスできます。日本にいながら、夜間米国のダウジョーンズやイギリスのFTSEといった海外株の取引ができるわけです。銘柄を変更する場合でも、別の口座に資金を移動させる手間もなく、数クリックで手続きが完了するのも大きな魅力です。また時間がかからないだけでなく、保有銘柄の損益状況が一目でわかるのも重要です。リスク管理も大事ですから、リアルタイムで状況を把握できることは世界市場での取引には必要不可欠なのです。このように世界中の市場と多様な商品を一つの口座で取引できる―それが、CFDの醍醐味なのです。
