レバレッジとは?
レバレッジとは、そもそも他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、もしくはその高まる倍率のことを指します。20世紀初頭から、金融分野において意識的にレバレッジ効果を働かせるようになりました。
もともとは「てこの使用」の意味からきている言葉です。例えば、1,000万円の資本金の場合、総資産は1,000万円です。総資産1,000万円が1,000万円の売上と100万円の利益をもたらす場合、総資産1億円からは1億円の売上と1,000万円の利益が同じ比率でもたらされることが予想されます。この場合、1億円の自己資本に対して利益率は10%となります。
ここで4億の借り入れ(他人資本)をし、総資産を5億にしたとします。その場合、総資産5億からは5億の売上と5,000万円の利益がもたらされます。4億円の借り入れに対する利子が5%の2,000万円だとすると、利益は3,000万円になります。そして自己資本1億円に対して利益が3,000万円ですから、自己資本に対する利益率は30%になります。
しかし一方では、レバレッジ効果は変動性を高めるため、自己資本に対する損失の割合も大きくなります。逆に、自己資本のうち投資する割合を低くすることで、変動性を低下させ、安全性を高めることを「逆のレバレッジ効果」といいます。
