ロスカット(損切り)が大切

株を購入後に価格が下落し、さらに下落して損害が出る前に処分することを、ロスカット(損切り)と言います。また損失の拡大を未然に防ぐシステムのことを、ロスカット・ルールと言います。これは、口座全体の評価損が一定の基準を越えた時に、それ以上の損失を防ぐため、口座の全ポジションの反対売買で強制的に決済する制度です。

例えば、CFDで買いポジションを保有していたとします。日曜日にある重大な発表があり、月曜日の朝から相場が急落した場合、ロスカット・ルールが設けられていないと、損失額が取引保証額を上回ってしまうケースが発生するわけです。こういった場合、預かり資産を全額失うだけでなく、追加で損金を支払う可能性も出てきます。

そういう意味では、ロスカット・ルールは、投資家の取引の損失額を保証金以上になることを防ぐ重要なシステムと言えます。ロスカットレベルを設定できるケースも多く、例えば50%に設定しておくと、資産の維持率が50%になった時点で強制決済され、50%の資産は保持されます。昔から株の世界では、「見切り千両」という言葉があるくらい、損の確定を決断することは難しいものです。だからこそ、人間の感情に左右されないロスカット・ルールのような取引の規則は重要なのです。

CFD取引は、こうしたリスクをしっかりと理解した上で行わなくてはなりません。